オレンジペコーって誰?
先日、友人と食事に行った時、次のような会話がありました。
私「近くに美味しい(紅茶の)茶葉を売っている店ってないかな?」
友「売っている店は知らないが、美味しい紅茶を飲める店なら有るぞ」
私「へぇ、どんな紅茶が飲めるんだ?」
友「~と、~と、~と、オレンジペコーと、~と…」
私「ちょっと待った。オレンジペコーって紅茶の種類じゃないだろう」
友「いやいや紅茶の種類だろう」
私「いやいやいや紅茶の等級を表す言葉だったんじゃ…」
友「いやいやいやいや…」
とまぁ、私もうろ覚えだった為、その場はハッキリしないままになりました。
当然のことですが、オレンジペコーは人の名前ではありません。
いや念のため。
では本当の所はどうなのかというと、やはり紅茶の等級を表す言葉になります。
ただし、等級と言っても茶葉の良し悪しを直接表すものでは有りません。
紅茶の等級とは主に葉の部位や大きさ等を表す基準になります。
以下簡単な分類を記します。
- FOP:フラワリー・オレンジ・ペコー
枝の先端の新芽(チップ)を使用したもの。通常はオレンジ・ペコーのうちチップの含有量が多いものを指す。単に最も大きな茶葉のグレードを指す場合もある。 - OP:オレンジ・ペコー
先端から二枚目の葉を使用したもの。葉は若いものとなる。 - P:ペコー
先端から三枚目の葉を使用したもの。葉は短い。新芽、二枚目、三枚目の葉を一緒に摘んだものを『一芯二葉』という。 - PS:ペコー・スーチョン
先端から四枚目の葉を使用したもの。葉は短いが。新芽、二枚目、三枚目、四枚目の葉を一緒に摘んだものを『一芯三葉』という。 - S:スーチョン
先端から五枚目の葉を使用したもの。ラプサン・スーチョンに使用されます。
正山小種(ラプサン・スーチョン):収穫した茶葉を発行させ、松の木を燃やした煙で燻して着香させたもの - BOP:ブロークン・オレンジ・ペコー
オレンジ・ペコーの茶葉を小さく切断したもの。市販されているリーフティーの多くがこのタイプ。 - BP:ブロークン・ペコー
ペコーの茶葉を小さく切断したもの。 - BPS:ブロークン・ペコー・スーチョン
ペコー・スーチョンの茶葉を小さく切断したもの。 - BOPF:ブロークン・オレンジ・ペコー・ファニングス
ブロークン・オレンジ・ペコーの茶葉を更に小さく切断したもの。 - F:ファニングス
ブロークン・オレンジ・ペコーの茶葉をふるいにかけ、下に落ちた細かい茶葉のこと。 - D:ダスト
ブロークン・オレンジ・ペコーの茶葉をふるいにかけ、一番したに溜まる粉状の茶葉のこと。
同じ様な名前ばかりでややこしいことこの上無いですね。
他にCTCやゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー(GFOP)やティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジペコー(TGFOP)、フラワリー・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー(FTGFOP)などもあります。
ますますややこしい…
等級だけでもこれだけの種類が有るわけですが、他にも収穫時期を表す言葉もあります。
ここでは詳しく述べませんが、ファーストフラッシュやセカンドフラッシュ等が収穫期を表す言葉になります。
と、色々書き連ねてみたものの、特に紅茶にこだわりが無ければただの呪文でしかありません。
もし茶葉を買う機会があるならば、知っているとなんとなくわかった気にはなれるでしょう。
気のせいかもしれませんが…
P.S. ダージリンでオススメの葉があれば誰かこっそり教えてください

